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カビは微生物の一種で“真菌”とよばれています。酵母、キノコも真菌です。真菌は糸状菌と酵母がありますが、建物に発生し被害を発生させるのはほとんど糸状菌です。建物の基質に胞子から菌糸を伸ばし、分枝して栄養体をつくり、次に気中に菌糸を出し、その先端や側面から胞子柄を直立し、胞子を実らせます。
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カビ(アスペルギルス)の発育環 |
カビは生育する際に必要な栄養を、体外に分泌した酵素や有機酸の働きによって、建材中の栄養源を分解し、それを菌糸の細胞壁を通じて水溶液のかたちで体内に吸収します。
吸収された炭水化物、脂肪などから、生合成によって第1次代謝物質を作りそれを複雑に組み合わせて菌体成分とします。このときカビは酸素を必要とします。
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B-1)「住まいのQ&A ダニ・カビ、結露」
D-1)「快適で健康な住宅に関するガイドライン」 |
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