厚生労働省のQ&Aや経済産業省のWebページにも記載されていますが、テーブル、ドアノブなどに付着したウイルス対策には、0.05%以上の次亜塩素酸ナトリウムが有効とされています。
例えば、6%の次亜塩素酸ナトリウムを含む製品の場合には、水1Lに10mLの製品を混ぜることで有効とされる濃度0.05%を超える0.06%の希釈液を作ることができます。ただし、次亜塩素酸ナトリウムの濃度は、製品により異なります。
また、通常、主成分である次亜塩素酸ナトリウムは、常温で保管されていてもゆっくりと分解し、濃度が低下していきます。特に、直射日光のあたる場所や高温での保管では分解が進むことが、一般的に知られています。
したがって、お手元の塩素系漂白剤等に含まれている次亜塩素酸ナトリウムも、製造したときから様々な保管条件を経て分解している可能性があり、濃度を特定することができません。
必要な次亜塩素酸ナトリウム濃度の希釈液の作り方もメーカーにより推奨されている方法がありますので、各社ホームページなどで目安などを確認したうえで慎重にお取り扱いください。
以下のページをご参照ください。