クレンザーの成分と働き
- 研磨材(鉱物系):落ちにくい汚れを物理力で掻き落とす。鉱物とは天然からとれるものなので、現代のecoの時代には最適、高分子ポリマー等の合成したものは使用できない。
- 界面活性剤:洗剤や洗浄剤に使われる成分で、油汚れ等を親水性にするので汚れが落ちやすくなる。
また、浸透力があるので、汚れの中に入り込むので落としやすくなる。
- その他の成分:以前はリン酸塩等を配合していた時代もあった。また、漂白剤を配合する事も出来る。
実際に粉末系には配合されているものもあるが、液体系に漂白剤を安定して配合するのは難しい。
クレンザーは洗浄剤の成分に研磨材を配合する事によって、高い汚れ落ちを実現させることができます。
適するもの
- 《台所用》シンク、調理台、IH調理器、ガスレンジやそのまわりの壁面、換気扇、調理器具(なべ、フライパン、まな板、包丁)、食器(金属、陶器、ガラス製)、蛇口
- 《浴室用》浴そう、タイル、すのこ、おけ、腰かけ
- 《洗面所用》洗面台、衛生陶器
<ご注意>
適するものでも材質によってキズがつくことがあります。目立たない所で試してから使いましょう。
適さないもの
- 皮製品
- 塗装面
- 金銀などの貴金属製品
- 陶磁器の金銀線模様
- フッ素樹脂加工製品
- 大理石
- わずかなキズでも機能を害するもの(自動車のフロントガラス、鏡面、レンズ等)